新工法
Technique
余盛コンクリートを
設計通りに低騒音、低振動で破砕します。
About
新工法の概要
新工法は、施工手順、注意事項に従って施工いただければ、簡単に作業できる工法です。主筋にコンクリート付着防止のための主筋縁切材(COR)を取り付けます。杭頭部分の所定の位置に「ニューキャブ」を取り付けます。「ニューキャブ」の取り付け作業は、鉄筋籠立て込みの前に行います。亀裂発生後、余盛コンクリートを撤去します。
特徴
01
コンクリート打設前に「ニューキャブ」を杭頭部に取り付けるだけで余盛コンクリートを効果的に破砕
します。
02
作業が簡単で経済性に優れます。
03
騒音・振動・粉塵の低減とともに労働環境を改善します。
04
はつり作業の省力化により工期の短縮が可能となります。
Procedures
取付手順
01
主節縁切材を取り付ける。仕上げ面に合わせて結束線を固定する。
02
プラスチック製治具の代わりに角材・鉄板を用いて固定する場合もある。
03
主筋縁切材の上に、ケーブルタイを用いて、取付治具を固定する。
04
ニューキャブB管(黒テープ巻)を取付治具の上にケーブルタイを用いて、 固定する。(ビニール袋は、取付け直前に外す。) 写真2枚目のように重なる場合はB管の端部が重なる場合、 上方向に調整してください。
Procedures
施工手順
破砕効果を十分に得るためには下記手順に従い、必ず強固に固定することが大切です。取付状態の揺らぎなどは破砕効果を大きく左右し、重要な杭頭部まで破砕する恐れがあります。本工法取付では杭頭部まで破砕しないよう安全値として設計杭天端+100mm以上上の位置に水平切断位置を設定しますが、取付完了後、取付状態の再確認が重要です。
主筋縁切材の取付け
主筋に縁切材を差し込み仕上抗天端より50mm上がりの位置で両端を結束線で固定します。
取付治具の取付け
B管の設置本数に応じた数量を所定の位置に取り付けます。
CAB-B管の取付け
B管を鉄筋籠に沿うように曲げ、設置した取付治具に固定します。
CAB-S管の取付け
余盛高さの中間に、付属ケーブルタイでS管1本当り3ヶ所固定します。